研究課題/領域番号 |
18K14002
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分26030:複合材料および界面関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
鈴木 航祐 神戸大学, 工学研究科, 特命助教 (80789743)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 微細構造 / リンクル / PDMS / レオロジ― / 微粒子作製 / レオロジー / スラリー / 微細形状制御 / 接触状態 |
研究成果の概要 |
表面形状の特徴が正弦波の波長と振幅で特徴づけられる凹凸構造を持った微粒子を作製・評価し,その懸濁液のレオロジー特性を評価することを目標とした.粒子の材料となるPDMS液滴をシラス多孔質膜を透過することで,得られる微粒子の粒径を調節する方法を構築した.他方で10~50ミクロンのPDMS微粒子表面を酸化することで凹凸構造を付与することができ,ラビリンス構造のシワを持つ粒子を得ることができた.ラビリンス構造を持つ微粒子の波長と粒径の間には相関があり,波長と凹凸振幅の比は0.19程度と平板のシワ形状で生じるのと同程度の表面形状を持つ微粒子が得られた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高濃度の粒子が分散した液は流動化での詰まりや雪崩的な滑り現象などの特異的な流体の特性を示す.本研究では表面の凹凸形状を制御した粒子を用意してやることでその微粒子表面の凹凸の絡み合いが流体の特徴に与える影響を検討することを目的とした.粒子作製の方法や懸濁液の流動特性にについての一般的な知見が得られると言える.
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