研究課題/領域番号 |
18K14051
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分27030:触媒プロセスおよび資源化学プロセス関連
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
鳥屋尾 隆 北海道大学, 触媒科学研究所, 助教 (80775388)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 二酸化炭素 / バイオマス / サステナブル炭素資源 / 固体触媒 / 水素化 / 第一原理計算 / 触媒インフォマティクス / 機械学習 / Catalysis Informatics / 不均一系触媒 / カルボン酸誘導体 / CO2 / オペランド分光 / 反応場 / 非化石炭素資源 |
研究成果の概要 |
天然に豊富に存在するサステナブル炭素資源(CO2、バイオマス等)と安価な軽分子(H2、NH3等)との反応により高付加価値な化学品の合成を可能にする固体触媒プロセスを開発した。具体的には、下記の反応系における、反応開発、触媒開発、メカニズム解析を行い、成果を論文にて報告した。 (1) CO2/H2からのメタノール合成 (2)トリグリセリド、H2、NH3からのアミン合成
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
バイオマスやCO2等のサステナブル炭素資源を高付加価値な化成品に変換する触媒プロセスが開発できたことで、石油利用率のミニマム化・CO2の削減を同時に達成する高難度かつ実用的な触媒プロセス設計が可能となる。本申請により得られた成果は、そのような革新プロセス構築の礎となる。 また、固体触媒の設計理論は体系化されていない部分が多く、触媒探索の方法論は「絨毯爆撃的なスクリーニング」から脱却できていないが、本研究で行った触媒理論を体系化する試みは、関連の触媒反応にも適用可能であり、高活性触媒の開発につながると期待される。
|