研究課題/領域番号 |
18K14086
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分28030:ナノ材料科学関連
|
研究機関 | 釧路工業高等専門学校 |
研究代表者 |
NGUYEN THANHSON 釧路工業高等専門学校, 創造工学科, 講師 (00797235)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 自己修復材料 / セラミックス工学 / ナノコンポジット / 機械的特性 / 耐環境積層体 / ガスタービン / 自己修復 / 耐環境材料 / ガスタービンエンジン / 炭化ケイ素 / 熱処理 / 永続 / 耐環境 / 積相対 |
研究成果の概要 |
本研究では、自己亀裂治癒能力を有するナノコンポジットを合成した。空気中で焼鈍することにより亀裂治癒プロセスを実行した後、複合材料を蒸気中で熱処理して、治癒剤を再取得した。 治癒剤は、水蒸気中での熱処理後に部分的にリサイクルされた。水蒸気処理後の複合材料の治癒能力の改善を調査するために、複数の亀裂治癒試験が実施された。処理なしの複合材料と比較して、蒸気で処理された複合材料の亀裂治癒能力が向上した。これらの結果は、水蒸気処理が治癒剤のリサイクルに役立つ可能性があり、従って、ガスタービンブレードなどの高温部品に適用される永続的な亀裂修復能力を備えた自己修復材料の開発にとって重要であることを示唆する。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
再生可能な自己修復機能がナノコンポジットで得られたのはこれが初めてです。これらの楽観的な結果は、恒久的な自己修復特性を持つナノコンポジット材料の開発への道を開く可能性がある。
|