研究課題/領域番号 |
18K14092
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分28030:ナノ材料科学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
杉本 泰 神戸大学, 工学研究科, 助教 (40793998)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 量子ドット / コロイド / 半導体 / シリコン / ドーピング / ナノ結晶 / ナノ粒子 / 化学ドーピング / 光物性 |
研究成果の概要 |
本研究では、量子ドットへの置換型不純物および化学ドーピング手法の評価・制御技術構築とそれぞれの利点を組み合わせた「ハイブリッドドーピング」により、高度な物性制御技術の確立と新たな光機能の創出を目的とした。申請者が独自に開発したリン・ホウ素同時ドープドープコロイドシリコン量子ドットを基盤として、詳細な構造物性評価と光学特性評価を行い、量子ドットのエネルギー準位構造や余剰キャリア等、物性を左右する要素を定量的に明らかにした。また,化学ドーピングについて、溶液中で分子やイオンと量子ドットの電荷移動減少を調べ、化学ドーピング手法の基盤技術を構築し、単独の手法では補いきれない光機能を実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、これまでにない「ドーピングによる量子ドットの新たな光機能開拓」を実現したものであり、学術的意義に富んでいる。また、本研究で示したドーピングによる量子ドットの光機能の向上・開拓は、光電子デバイス・バイオ分野における応用研究に波及するものであり、社会的意義は大きい。
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