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核酸ナノ構造体の細胞内移行機構の解明を目的とした構造体D-NANsの創製研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K14097
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分28040:ナノバイオサイエンス関連
研究機関千葉県がんセンター(研究所) (2019)
徳島大学 (2018)

研究代表者

山本 清義  千葉県がんセンター(研究所), がん治療開発グループ がん遺伝創薬研究室, 研究員 (80783521)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードDNAナノテクノロジー / ドラッグデリバリー / 核酸ナノテクノロジー / 原子間力顕微鏡 / 核酸創薬 / 核酸 / DNA / ナノ構造体 / 細胞内送達
研究成果の概要

ナノサイズの粒子を用いた薬物を標的とする部位へ選択的に送達する手法(DDS)の確立は、薬物の効果の増強や副作用の低減が期待できるため、様々なDDSの開発研究が精力的に行われている。そこで本研究ではDNAナノ構造体に着目し、任意の直径を持つ球状構造を構築可能なデンドリマー様核酸ナノ構造体 (Dendrimer-like Nucleic Acid Nanostructure: D-NANs)の創成を検討した。その結果、第2世代D-NANsの構築を確認することに成功した。また作成した構造体を原子間力顕微鏡で行うため、DNA折り紙技術を用いた観察を試み、その構造体の作成、観察に成功した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

目標とする部位に薬物を効率よく送達することで薬の効果的な利用と副作用の低減の両立を図るため、様々なキャリアを用いて薬の送達を行う技術がドラッグデリバリー(DDS)である。本研究では核酸ナノ構造体がどのように細胞へ取り込まれるのかを解明するため、新たな構造体D-NANsの創生を試みた。その結果三角柱型の核酸ナノ構造体TP-Aを用いて移行経路がを蛍光顕微鏡によって明らかにし、第2世代までのD-NANs創生に成功した。この研究はDDSのキャリアとして期待される核酸ナノ構造体の細胞内動態を明らかにすることを試みるものであり、次世代の創薬に貢献するものである。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Development and Evaluation of Photoresponsive DNA Prism with Nucleic Acid Medicine2018

    • 著者名/発表者名
      山本 清義
    • 学会等名
      第45回国際核酸化学シンポジウム
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 国際学会

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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