研究課題/領域番号 |
18K14108
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分28050:ナノマイクロシステム関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
佐々 文洋 九州大学, システム情報科学研究院, 助教 (30722681)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | モノリシックロボット / 熱駆動アクチュエータ / アクチュエータフィルム / 化学センサ / 生体-機械インターフェース / ソフトMEMS / マイクロロボット / 生体インターフェース |
研究成果の概要 |
生体アシストデバイスによる知覚・身体機能の支援・拡張技術は、来たる超高齢化社会における労働力不足に対する有望な技術的解決策である。AI、ロボット、 生化学分析技術の発展する現在、その機能のボトルネックは機械と生体をつなぐインターフェースにある。課題の本質は常に成長・変形する生体と、動くことの ない機械との齟齬からくる身体への侵襲性である。本計画では微小チップ上の化学分析ロボットであるμ-TASのテクニックを応 用し、生体に寄り添う、柔らかく・動的に位置ずれを修正する生き物のような生体-機械インターフェース設計・作製のための基盤技術を構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本計画で構築したモノリシックソフトマイクロロボット作製技術は、体への違和感、メンテナンスに伴うリスクを極限まで低減した、人にやさしい生体-機械インターフェースの実現を目的としており、これからの高齢化社会を支えるアシストデバイスのキー要素になると考える。 また、本技術はインターフェースのみならず、小型ロボット作製技術の新しい方針の一つとなりうる。
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