研究課題/領域番号 |
18K14267
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分34030:グリーンサステイナブルケミストリーおよび環境化学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
尾西 尚弥 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 主任研究員 (50768223)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ギ酸 / 水素貯蔵 / 固定化触媒 / 脱水素化 |
研究成果の概要 |
CO2/ギ酸の相互変換による水素貯蔵が注目されている.本研究では,レアメタルであるイリジウムを固定化触媒として用いた水素貯蔵サイクルに関する研究を行った.結果,高性能な均一系触媒をメソポーラスシリカなどの担体に固定化し,ギ酸分解反応による水素発生反応に対し,触媒活性を示し,かつ,回収・再利用ができることを見出した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
水素は次世代のエネルギー燃料として注目されているが,爆発性を有するため貯蔵・輸送が難しいとされている.そのため,ギ酸のような安全な化学物質へと変換する技術の開発が望まれている.現在まで,多くの均一系触媒がそのような水素貯蔵技術のために開発されてきたが,レアメタルであるため,回収・再利用の技術が実用化のために必要とされていた.本研究課題においては,回収・再利用技術の開発に主眼を置いて研究を行い,端緒を得ることができた.
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