研究課題/領域番号 |
18K14269
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分35010:高分子化学関連
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
松村 吉将 山形大学, 大学院理工学研究科, 助教 (30791818)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | ビスマス / 高屈折率ポリマー / ネットワークポリマー / ラジカル重合 / チオール-エン反応 / 屈折率プラスチック / 光学材料 / 有機-無機ハイブリッド材料 / 高分子合成 / 高分子構造・物性 |
研究成果の概要 |
ビスマスを含有する新規ラジカル重合性モノマーの開発およびそのラジカル重合に基づく高屈折性樹脂の合成を検討した。例えば、スチレン系のビスマスモノマーを合成したところ、十分な安定性とラジカル重合性が認められた。そこで、本モノマーを熱硬化させたところ、屈折率(nD)が1.69程度のフィルムが得られた。また、ビスマスーカルボン酸錯体構造を有するポリマーの合成を検討したところ、屈折率はやや劣るが無着色なフィルムを作成することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで有機材料との複合がほとんど検討されてこなかったビスマスという元素を、ポリマーと分子レベルで複合することで、その機能性材料としての可能性を提唱できた。
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