研究課題/領域番号 |
18K14296
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分35030:有機機能材料関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
梶山 智司 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (30789649)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 層状化合物 / 分子集合体 / 電気化学 / イオン脱挿入 / 酸化還元 / イオン脱挿入反応 / 有機無機複合体 / 液晶 / イオン伝導 / 分子集合構造 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、酸化還元活性な有機分子を組織化して配列させることで、効率的な導電パスおよびイオン挿入サイトを有する電気化学活性材料を創出することで、優れた性能を有する電気化学機能性材料を創製することである。無機層状化合物内に酸化還元活性分子を配列させることで、効率的なアルカリ金属イオン伝導パスとイオン脱挿入サイトを有する酸化還元活性材料を得ることに成功した。リチウムイオンを溶解した電解液中で電気化学反応を行うことで、可逆的な酸化還元反応を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
蓄エネルギーデバイスの需要が大きく高まってきている昨今、リチウムイオン二次電池の高性能化は重要な課題である。今回、新たな電気化学反応示し、リチウムイオンを脱挿入する材料を開発したことは、今後、さらに性能要求が多岐にわたるであろうリチウムイオン二次電池材料開発において、非常に意義があると言える。今回得られた材料は、希少金属元素を含んでおらず、資源的に非常に有利な電極材料が作成できたといえる。
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