研究課題/領域番号 |
18K14300
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分35030:有機機能材料関連
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
相見 順子 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 機能性材料研究拠点, 主任研究員 (80579821)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 有機メモリ / フタロシアニン / スターポリマー / ナノフローティングゲート / 可溶性有機半導体 / 有機電界効果トランジスタ / 有機メモリデバイス / 有機トランジスタメモリ |
研究成果の概要 |
近年、ウェアラブルメモリやディスポーザブルメモリなどの、新たな社会ニーズに応えるメモリデバイスの需要が高まっている。そこで注目されているのが、有機材料を用いる「有機不揮発性メモリ」である。有機材料の持つ、軽量、低環境負荷、安価で簡便なプロセス、材料の多様性などの特徴を生かした素子開発が行われている。本研究では、金属フタロシアニン分子をコアに持つ高分子材料を記録層とする有機トランジスタ(OFET)メモリ開発を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
有機材料を用いるフレキシブルエレクトロニクスは、今後ますます需要が高まることが予想される。特に、有機トランジスタにメモリ機能を持たせることにより、大面積ディスプレイやウェアラブル医療機器など各種デバイスの高機能化が期待されている。本研究では、高分子材料を用いて、溶液プロセスで簡便に作製できるOFETメモリ素子を開発した。有機半導体の真空蒸着プロセスを必要とせず、安価で簡便に大面積化可能なOFETメモリを作製できることから、今後、フレキシブル・ストレッチャブル有機メモリへの展開が期待できる。
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