研究課題/領域番号 |
18K14333
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分37010:生体関連化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
窪田 亮 京都大学, 工学研究科, 助教 (00753146)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 超分子化学 / 金属錯体 / Gタンパク質共役受容体 / ケモジェネティクス / 細胞 / ヒドロゲル / ソフトマテリアル / ケミカルバイオロジー / 金属錯体化学 / ケモジェネティックス / 超分子 / 動物個体 / in vivo / 核内受容体 |
研究成果の概要 |
本若手研究では、細胞膜表層に存在するGタンパク質共役受容体(GPCR)の人工的活性化手法の開発を行った。細胞外領域にHis tagを導入した標的GPCRとHis tagと相互作用するNi錯体を共有結合的に連結したアゴニストの二点相互作用を利用することで、標的GPCRの選択的な活性化に成功した。また超分子ダブルネットワーク(SDN)ヒドロゲルの新たな機能化手法であるpost-assembly fabricationの開発にも成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
GPCRは細胞内シグナル伝達を担い、様々な生物学的役割および疾病に関与する。そのため狙ったGPCRを受容体さらには細胞選択的に活性化することができれば、基礎科学のみならず創薬にも直結する。本若手研究で開発した手法は、His tagを持つ標的受容体のみを活性化できることから、これまで区別困難であったGPCRの生物学的機能の解明に貢献できると期待される。また開発した刺激応答性SDNヒドロゲルは体内における薬物放出担体としての利用が期待される。
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