研究課題/領域番号 |
18K14338
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分37010:生体関連化学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
勝田 陽介 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 助教 (50632460)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | RNA G-quadurplex / translation / RNA G-quadruplex / cancer |
研究成果の概要 |
申請者らは、細胞内RGq構造のみを安定化し、内在性タンパク質発現量に変化を与えることが可能なRGq選択的結合化合物RGB-1を既に見出している(JACS. 2016)。本研究期間内においては下記に示す手順で細胞内RGqを網羅的に探索した。①培養細胞群に対してRGB-1処理を行い、タンパク質発現量の変化を抗体アレイにより評価した。③RGqにより逆転写酵素の伸長反応が停止することを応用したストップアッセイによりCAPG, Nection4でRGqを構築していることを確認した。④当該mRNAに対してin vitro translationを行い、タンパク質翻訳反応に影響を与えていることを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
バイオインフォマティクス技術の向上によりmRNAの構造が正確に予想すること可能になってきている。しかし近年、核酸高次構造は環境依存的に変化することが明らかになってきており、細胞内環境を具体的に数値化することが困難であることから、バイオインフォマティクスのみで細胞内の核酸高次構造を正確に予想することは困難であると考えられる。 そこで申請者はRNA G-quadaruplexに選択的に結合する化合物RGB-1を用いて細胞内RGqの網羅的な探索を可能とする技術を開発した。同手法を用いて、今まで知られていなかった遺伝子からRGqを同定することに成功した。
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