研究課題/領域番号 |
18K14343
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分37020:生物分子化学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
大好 孝幸 筑波大学, 数理物質系, 助教 (90639303)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ハイブリッドアナログ / アプリロニンA / スウィンホライドA / タンパク質間相互作用 / アクチン / チューブリン / 細胞毒性 / 抗腫瘍性 / 天然物化学 / 三元複合体 / アプリロニンA |
研究成果の概要 |
アプリロニンAのマクロラクトン部とスウィンホライドAの側鎖部を持つ、新規ハイブリッドアナログを設計・合成した。このハイブリッドアナログは強力な細胞毒性とアクチン脱重合活性を示した。加えて、アプリロニンAと同様にアクチンおよびチューブリンのタンパク質間相互作用を誘導することも明らかにした。さらに、このハイブリッドアナログを利用し、アミノ酸部位と側鎖部の構造活性相関研究を行った。その結果、トリメチルセリンエステルの重要性、アプリロニンA側鎖部の強いアクチン脱重合活性が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ガンは日本人の死因第一位であり、その治療法が求められる。アプリロニンAは新規作用機序を持つ抗腫瘍活性物質であるが、天然からの供給、誘導化に制限があるため研究展開が困難である。そこで本研究では、他の天然物とのハイブリッドアナログを設計・合成し、アプリロニンAと同様の作用機序を有する構造簡略型ハイブリッドアナログの創出に成功した。本化合物は供給・誘導の制限を緩和し、今後の研究展開が期待できる。
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