研究課題/領域番号 |
18K14384
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分38030:応用生物化学関連
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研究機関 | 東京理科大学 (2019-2020) 茨城大学 (2018) |
研究代表者 |
北西 健一 東京理科大学, 理学部第一部化学科, 助教 (90815482)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 酸素 / 酸化還元 / 鉄 / ヘムエリスリン / センサー / c-di-GMP / ヒスチジンキナーゼ / レスポンスレギュレーター / 酸素センサー |
研究成果の概要 |
本研究では、微生物から新たに同定した酸素センシングに関わると推定されるセンサータンパク質である、ヘムエリスリンをセンサードメインとして持つフォスフォジエステラーゼとヒスチジンキナーゼの2つのセンサータンパク質の構造機能相関について研究を行った。その結果、微生物において、ヘムエリスリンドメインを持ったセンサータンパク質は、酸素を直接結合するのではなく、酸素によって引き起こされる酸化を感知するセンサー、つまりレドックス(酸化還元)センサーとして機能していることが、示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究結果より、微生物のセンサータンパク質におけるヘムエリスリンドメインの役割の一端を解明することができた。そして、微生物における新たな酸素センシングモデルを提唱することができた。また、本研究の対象であるセンサータイプのヘムエリスリンに加えて、病原菌由来の新たなセンサータンパク質の同定にもつながった。
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