研究課題/領域番号 |
18K14387
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分38030:応用生物化学関連
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
ダムナニョヴィッチ ヤスミナ 名古屋大学, 生命農学研究科, 講師 (00754673)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | biomolecular engineering / in vitro display / cDNA display / transglutaminase / oxidase / NGS / bioinformatics / substrate profiling / protein engineering / enzyme engineering / D-amino acid oxidase / library screening / directed evolution / in vitro translation / mRNA/cDNA display / in vitro transcription / peroxidases / enzymes |
研究成果の概要 |
産業、診断、研究用改変酵素や酵素基質の開発を目指し、分子ライブラリを酵素活性で迅速に選抜するためのcDNAディスプレイシステムを開発した。従来のタンパク質工学の手法と比べて、本システムは、短時間かつ少ない労力と許容範囲の費用で、所望の特性を持つ改変タンパク質分子を得ることができる。まずトランスグルタミナーゼ(TG)基質の選択システムを最適化した。次にランダム化した基質ライブラリーを用い、TG1およびTG2の反応性の高いペプチド基質をすることに成功するだけでなく、それら酵素の基質選択性を網羅的に明らかにした。さらに酵素(オキシダーゼ)を選択するためのcDNAディスプレイ法の諸条件を検討した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
選択された生体分子配列の詳細な解析は、酵素の基質特異性や構造-機能相関に関する包括的な知識を提供し、酵素の機能理解や将来の応用設計に重要であることから、科学に貢献する。酵素とその基質の開発は、付加価値の高い製品の効率的かつ持続的な生産、高感度かつ迅速な診断ツール、効率的な治療薬を可能にするため、社会にとって有益である。
|