研究課題/領域番号 |
18K14407
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分38050:食品科学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
カムランシー タナッチャポーン 広島大学, 統合生命科学研究科(生), 准教授 (90781849)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | homocarnosine / GABA / skeletal muscle / muscle regeneration / satellite cell / sarcopenia / carnosine / Homocarnosine / Carnosine / Skeletal muscle / Muscle regeneration / Satellite cells |
研究成果の概要 |
本研究では、骨格筋の内因性ホモカルノシン合成を誘導するためには、食餌で摂取したGABAが有効であることを明らかにした。さらに、GABA分解阻害剤は血中GABA濃度と骨格筋中のホモカルノシン濃度を効率的に増加させることを見出した。ホモカルノシンとそのファミリーは、骨格筋における幹細胞であるサテライト細胞の細胞死への感受性を低下させることを発見し、ホモカルノシンが筋再生に促進的な効果を有することを示唆した。 本研究は、健全な骨格筋を維持し、サルコペニアを予防するために、筋再生におけるホモカルノシンとカルノシンの新たな生理的役割を研究するための強力な情報となるものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
This study provides the new strategy to induce endogenous homocarnosine synthesis in the muscles and new mechanisms in regulating muscle regeneration. The findings will lead to the development of functional foods for building healthy muscles and preventing sarcopenia in both young and aging people.
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