研究課題/領域番号 |
18K14419
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分38050:食品科学関連
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研究機関 | 東北大学 (2020-2021) 東京医科歯科大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
宮澤 大樹 東北大学, 未来科学技術共同研究センター, 准教授 (80814243)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | アスコルビン酸 / ビタミン / 細胞 / 分析化学 / 質量分析 / デヒドロアスコルビン酸 / がん細胞 / 抗酸化物質 / ビタミンC / 代謝 / グルコーストランスポーター / 抗酸化 / 細胞内濃度 / HPLC / 酸化還元 / 抗がん作用 / アポトーシス / 代謝物 / レドックスステータス |
研究成果の概要 |
微量であるため、定量の検討があまりされてこなかった細胞内のアスコルビン酸を定量することができる分析法を開発した。この分析法を用いることで、アスコルビン酸とデヒドロアスコルビン酸の細胞への取り込まれ方の違いを確認した。更に、細胞内のアスコルビン酸の蓄積の経時的な変化が細胞種ごとの細胞死の違いと関与していることを見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
HPLC-MS/MSを分析機器として用い、細胞内のアスコルビン酸の濃度を定量可能な分析法を確立した。アスコルビン酸の生理機能は細胞の種類によって異なるはずであり、近年のメタボロミクスや食品学、医薬研究において関心が高まっている。本法により、細胞内のアスコルビン酸の未知なる機能の定量的解明が促進されることが期待される。また、本研究では細胞の細胞死と細胞内の経時的なアスコルビン酸の蓄積に関係があることが見出され、ビタミンCの新たな機能の発見へと繋がることが期待される。
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