研究課題/領域番号 |
18K14444
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分39010:遺伝育種科学関連
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研究機関 | 摂南大学 (2020) 九州大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
牛島 智一 摂南大学, 農学部, 講師 (50815058)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 転写開始点選択 / 遺伝子発現制御 / 環境シグナル伝達 / フィトクロム / 光環境応答 / 光受容体 / タンパク質局在 / 植物 / シグナル伝達 / 環境応答 |
研究成果の概要 |
シロイヌナズナにおいて発見した光依存的な転写開始点制御が、実用植物であるイネとトマトにおいても存在することを検証するために、イネおよびトマトについて次世代シーケンサーによる転写開始点解析(TSS-seq解析)を行い、イネやトマトにおいても光依存的な転写開始点制御が存在することを明らかにした。 さらに、イネにおいて光依存的な転写開始点制御によって細胞質局在型アイソフォームを生じる遺伝子について、形質転換のためのコンストラクションを行い、バイナリーベクターの整備を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
イネやトマトでも光依存的な転写開始点制御が行われていたことから、環境に応答したゲノムワイドな転写開始点の制御が様々な植物で行われていることが示唆された。このことから、様々な植物種で環境変化に応答した転写開始点制御によって機能未知の細胞質局在型アイソフォームが生じると考えられる。これらの機能未知の細胞質局在型アイソフォームは植物の環境への適応に働いていると考えられ、環境ストレスへの耐性の付与を目的とした育種への利用が期待される。
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