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植物の根の肥大形質を決定する原因遺伝子の同定

研究課題

研究課題/領域番号 18K14460
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分39030:園芸科学関連
研究機関東京農業大学

研究代表者

三井 裕樹  東京農業大学, 農学部, 教授 (40613138)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード根の肥大 / 遺伝子変異 / 遺伝様式 / ゲノム解析 / QTL-seq解析 / 根形態の遺伝様式 / 根の肥大速度 / 根部肥大形質の分離 / 雑種後代育成 / 育種 / 遺伝子 / ゲノム
研究成果の概要

農作物の有用な形態形質を制御する量的遺伝子座(QTL)を明らかにすることは、個体の成長や形態形成の分子メカニズム解明と、分子レベルでの育種プログラムの推進に貢献する。根の発達は植物体全体の成長を制御し、農作物においては収穫物の収量と品質に大きく影響する。本研究では、根の肥大性に幅広い変異が存在するダイコンを用いて、根形態が異なる複数品種間で雑種後代を作出し、根形態形質の遺伝様式を解析した。また、QTL-seq法を用いて全ゲノムレベルで形質変異に関連するゲノム領域および候補遺伝子を検出した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

根(胚軸、肥大茎)の発達や肥大は、多くの作物で生産、加工、流通販売に関わる重要な形質であり、種内の品種間でサイズ、形状、重量などに幅広い変異が存在する。本研究で用いたダイコンは世界中で栽培される重要な農作物であり、とりわけ日本における生産・消費量が世界で最も多く、品種の多様性も高い、日本を代表する農作物である。ダイコンの肥大形質として顕著なものである縦・横方向への肥大について、さまざまな品種間の交配で遺伝様式を明らかにし、形質に関わるゲノム領域を明らかにした本研究の成果は、育種分野および根の形態形成メカニズムの解明に寄与する。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2021 2020 2018

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] ダイコン野生系統の起源と日本在来品種成立への関与2021

    • 著者名/発表者名
      三井裕樹
    • 学会等名
      日本植物学会第85回大会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] ダイコンにおける根形態の遺伝様式と肥大に関わる原因遺伝子の探索2020

    • 著者名/発表者名
      三井裕樹
    • 学会等名
      日本植物学会第84回大会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書 2019 実施状況報告書
  • [学会発表] ダイコンを遅咲きにする原因遺伝子の同定2018

    • 著者名/発表者名
      三井裕樹、仲江川航、田中啓介
    • 学会等名
      日本植物学会第82回大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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