研究課題/領域番号 |
18K14473
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分39050:昆虫科学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
土岐 和多瑠 名古屋大学, 生命農学研究科, 助教 (50611406)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 消化共生 / 栽培共生 / 木質 / 木材 / 酵母 / カミキリムシ / コメツキモドキ / ツツシンクイムシ / 共生 / 微生物 |
研究成果の概要 |
日本産ハナカミキリ類を網羅的に採集し、共生器官の発達と共生酵母の有無を調べた。多くの種で難消化性のキシロースを分解可能な酵母と共生し、共生器官を発達させていた。これらのことから、ハナカミキリ類の多くの種が酵母と消化共生にあることが示唆された。共生酵母はハナカミキリの食性と関係しており、共生の起源が異なることが示唆された。 新たにツツシンクイムシとクワガタムシにおいて関連する菌類を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
森林において、多くの木材依存性昆虫が酵母と共生関係にあることを明らかにした。昆虫の利用する木材の部位や状態によって共生酵母が異なり、多様な昆虫-微生物共生関係があることを示した。
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