研究課題/領域番号 |
18K14532
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分41010:食料農業経済関連
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研究機関 | 京都大学 (2019-2021) 同志社大学 (2018) |
研究代表者 |
鬼頭 弥生 京都大学, 農学研究科, 講師 (50611802)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 消費者行動 / リスク認知 / 食品由来リスク / 情報探索 / 食中毒 / リスク認知と行動 / リスクコミュニケーション / 病原性微生物 |
研究成果の概要 |
本研究では、食中毒リスクに関する知識・認知・行動と規定因を明らかにすることを目的として、以下の3点の課題を検討した。(1)食肉生食に関する消費者の知識・リスク認知・行動の実態とそれらの規定要因を明らかにした。(2) コロナ禍の状況を踏まえて当初の課題を修正し、消費者がリスクを伴う調理方法に関して想起する内容を解明した。また、(3)食品購買時の思考において種々のリスクがどのように考慮されるのかを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
食品由来リスクのなかでも、消費者個人レベルでリスク管理行動をとることが必要な食肉生食や家庭での調理に関しては、知識、リスク認知に加えて、リスク管理行動とその規定要因を理解し、リスクコミュニケーション方法を検討することが社会的に重要である。また、食肉の生食行動や調理行動については、感情や嗜好、文化的要因や規範が影響することから、これまでのリスク認知研究で想定されなかった規定要因を含めた因果関係のモデルを提示することになると考えられる。
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