研究課題/領域番号 |
18K14544
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分41030:地域環境工学および農村計画学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
鬼塚 健一郎 京都大学, 地球環境学堂, 准教授 (90559957)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 集落機能 / ICT / 農村地域 / コミュニティ / システムダイナミクス / 因果ループ図 / ソーシャル・キャピタル / メディア / アンケート調査 / システマティックレビュー / 地域意識 / 地域参加 / 人口動態 / 資源管理機能 / 生活互助機能 / シミュレーションモデル / ワークショップ / シミュレーション / スマート農業 / 地域おこし協力隊 / ソーシャル・メディア / ソシオテクニカルシステムアプローチ / 限界集落 / 農村計画 / 持続性評価 |
研究成果の概要 |
本研究では、ICTによる集落機能代替の可能性を評価・予測するシミュレーションモデルの開発を目指した。集落機能に関する既往研究の網羅的なレビューや複数地域での現地調査を通じて、次の成果を得た。①中山間地域におけるインターネット利用と地域意識に関する研究(英文・投稿済み)、②シナリオプランニングワークショップの実践と評価(和文・投稿済み)、③スマート農業政策に関する議会議論の偏向性(和文・投稿済み)、④中山間地域における関係人口構築に間メディア性が果たす役割(和文・継続調査中)、⑤スマート農業教育が農村定住・就農に及ぼす効果(英文・投稿準備中)、⑥集落機能に関するレビュー論文(英文・投稿準備中)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国の農村計画学において、集落機能という概念は広く使われているものの、その定義や既往文献における議論の整理は行われてこなかった。本研究で目指した包括的なシミュレ―ションモデルの構築ではあらゆる知見を総動員する視点が必要とされ、集落機能に関するシステマティック・レビューや因果ループ図の構築は初の試みであるといえる。また、フィールドワークに基づいた多角的な調査・実践により集落機能やICTの可能性・課題を検証した点は、他に類をみない。定量的なシミュレーションモデル実行を試みた論文は未完成であるものの、その過程は6つの論文に派生した。得られた因果ループ図は、農村計画の実践で役立てることができる。
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