研究課題/領域番号 |
18K14592
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分42020:獣医学関連
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
船山 麻理菜 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 客員研究員 (30713599)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 泌尿器疾患 / 犬 |
研究成果の概要 |
体内で任意の形状の移植用組織体を作製する「生体内組織形成術」にて犬のバイオシートおよびバイオチューブを作製し、膀胱および尿管への移植評価を行った。 バイオシートおよびバイオチューブともに移植手術中に縫合による亀裂や損傷は認められず、移植操作性は良好であった。画像検査にて、バイオチューブは移植後3週目までに閉塞を認めた。一方、バイオシートは移植後12週目まで膀胱壁の破綻、石灰化および結石形成は認められず、組織学的検査にて、粘膜面が移行上皮により被覆され、αSMA陽性細胞が認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生体内組織形成術にて作製した移植用組織体は、サイズや形状の自由度が高く、比較的安価に提供できることから、伴侶動物の泌尿器治療に応用できる可能性がある。本研究では、自己の細胞やマトリックスから構成されたバイオシートおよびバイオチューブが、膀胱および尿管において良好な移植操作性を有することを示した。またバイオシートは伴侶動物の膀胱再建において、経済性に優れた移植用組織体となり得る可能性を示した。
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