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アミノ酸代謝に着目したラット着床前胚の新たな体外培養法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K14613
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分42040:実験動物学関連
研究機関鳥取大学

研究代表者

中村 和臣  鳥取大学, 医学部, 特命助教 (90598137)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード着床前胚 / ラット / 体外培養 / 網羅的遺伝子発現 / 酸化ストレス / DNA損傷 / RNA-seq / エネルギー代謝 / アミノ酸代謝 / 初期胚培養 / 培地 / ラット胚 / 体外発生 / 発生工学
研究成果の概要

実験動物のラットの受精卵(着床前胚)は、体外に取り出して培養を行うと、その後、仮親の子宮に戻した際の出生効率が著しく低下する。そこで、アミノ酸代謝をはじめとして、胚の内部で起こる様々な代謝の異常に着目し、その出生率低下の要因を探った。本研究課題で、ラット体外培養胚は、体内発生胚に比較してDNA損傷や酸化ストレスに違いがあることがわかった。さらに、体外培養したラット着床前胚の遺伝子発現を網羅的に解析した結果、アミノ酸代謝、糖代謝、アポトーシス等に関連する遺伝子発現に違いがあることがわかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により得られた成果は、ラットの着床前胚の体外培養における基礎的な知見の蓄積という学術的意義に加え、培養液中のアミノ酸組成の最適化、エネルギー源供給のタイミング最適化などにより、その正常発生能力を阻害することなく体外で培養できる新たな胚培養技術の発展に繋がる。疾患モデル実験動物としてのラットの重要性は高い。本研究の成果により、医学研究のためのラットの利用の発展に繋がれば、新薬開発などに多大に貢献する。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] 体外培養したラット受精卵のDNA損傷2019

    • 著者名/発表者名
      中村和臣, 妹尾美砂子, 小泉藍, 森本佳世子, 大林徹也
    • 学会等名
      第66回日本実験動物学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] ラット着床前胚の新たな体外培養法2019

    • 著者名/発表者名
      中村和臣
    • 学会等名
      日本実験動物技術者協会関東支部REG部会第20回特別講演会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 体外培養したラット受精卵のDNA損傷2019

    • 著者名/発表者名
      中村和臣, 妹尾美砂子, 小泉藍, 森本佳世子, 大林徹也
    • 学会等名
      第66回日本実験動物学会総会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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