研究課題/領域番号 |
18K14672
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分43050:ゲノム生物学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
古田 芳一 北海道大学, 人獣共通感染症国際共同研究所, 講師 (40613667)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | DNA修飾 / エピゲノム / メチル化酵素 / DNAメチル化酵素 / エピゲノム解析 / DNAメチル化 / メチローム / 制限修飾系 / 遺伝子発現制御 / トランスクリプトーム |
研究成果の概要 |
バクテリアにおいて、DNAメチル化はどのようなメカニズムで表現型の変化をもたらすのか。この問いに答えるため、これを用いてメチロームの多様性を持つ大腸菌ライブラリを構築することを目指し、ワンハイブリッド法を用いて多様なターゲット配列を持つDNAメチル化酵素を開発、ならびに未だ認識配列が明らかとなっていないDNA修飾酵素をデータベースより探索した。 前者については、元のDNA修飾酵素と異なるターゲット配列を持つ酵素が選択されたものの、理想的な活性を持つ酵素を得ることは難しかった。一方、後者については、これまでに知られていなかった複雑なターゲット配列を持つDNA修飾酵素を発見できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
データベース中のDNAメチル化酵素の活性を探索することで、今回のような複雑なメチル化ターゲット配列を示すものを得られたことによって、バクテリアのメチル化パターンの多様性が示された。今後はこうした複雑なメチル化を施すDNAメチル化酵素の役割や、環境中のバクテリア中のメチル化パターンの多様性について、解析を行っていく。
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