研究課題/領域番号 |
18K14679
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分43050:ゲノム生物学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
藤田 恵介 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 基礎科学特別研究員 (80707844)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | DNA-PAINT / 超解像技術 / 1分子計測 / 転写 / 超解像イメージング / 1分子計測 / DNA / 分子モーター |
研究成果の概要 |
ゲノムの3次元構造は、DNA複製や修復など多くの生命機能に重要な役割を果たし、加齢や病気を含めた細胞の状態に影響する。しかし、ゲノムは細胞核内に密に詰め込まれた状態で存在するため、その3次元構造を観察することは難しい。本研究では、ゲノムの3次元構造を観察するため、原子間力顕微鏡、超解像顕微鏡、ゲノムを抽出する生化学技術を組み合わせ、新しい計測・解析法を構築した。また、本研究で構築した技術は、筋肉の分子メカニズムの解明にも応用した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
加齢や病気によって変化するゲノムの3次元構造を理解することは、その治療に役立つ。本研究で構築した、顕微鏡技術と機械学習を利用した解析技術は、ゲノムの3次元構造の観察を可能とする。また本研究で構築した技術を利用すれば、他の様々な細胞内の現象をより高い分解能で観察することができるため、本研究は、生命現象を分子レベルで理解するという生物学に共通する一つの目標に貢献したといえる。
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