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植物の花粉管ガイダンスを司る受精因子の構造生物学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K14727
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分44030:植物分子および生理科学関連
研究機関東京大学

研究代表者

石田 英子  東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 特任研究員 (70563295)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード植物の受精 / 構造生物学 / 植物の受粉
研究成果の概要

植物の花粉管伸長のメカニズムを解明するために、雌しべの助細胞から分泌される誘引ペプチド(LURE)と花粉管先端に存在するLURE受容体の構造生物学的研究を行った。複数種類のLUREペプチドおよびLURE受容体を用いて発現と精製条件の検討を行い、さまざまな組み合わせで複合体の結晶化を行ったが、構造決定には至らなかった。結晶の品質を向上させるために発現用の宿主とコンストラクトの検討を行い、精製タンパク質の結合活性をプルダウン実験で確かめた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

種子植物の受粉において、雄しべで形成された花粉が雌しべの柱頭に付着すると、花粉から花粉管が伸長し胚のうへと導かれる。この花粉管の伸長は古くから知られた現象ではあったが、なぜ花粉管が迷わずに卵細胞まで導かれるのかについてのメカニズムは解明されていなかった。最近、花粉管の先端に存在する受容体が胚のうから分泌されるペプチドを認識して、進むべき胚のうの方向を感知していることが明らかになった。受粉のメカニズムを解明することは食物生産においても有用である。本研究では分泌ペプチドとそれを認識する受容体の相互作用の解明を目指し、各タンパク質の精製と結晶化を検討した。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] ホームページ等

    • URL

      http://www.f.u-tokyo.ac.jp/~kouzou/index.html

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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