研究課題/領域番号 |
18K14734
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分44030:植物分子および生理科学関連
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研究機関 | 名古屋大学 (2019-2020) 横浜市立大学 (2018) |
研究代表者 |
吉田 英樹 名古屋大学, 生物機能開発利用研究センター, 特任助教 (10814353)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 成長制御 / 転写調節 / CRISPR/Cas9 / 技術開発 / 転写制御因子 / プロテオミクス / CRISPR |
研究成果の概要 |
dCas9タンパク質およびビオチン化酵素をプロトプラスト内で安定的に発現させるコンストラクトについて検討した結果、特定のプロモーターと最適化したdCas9遺伝子配列を用いることでdCas9を安定的に発現させることができた。また、dCas9とビオチン化酵素を発現させたプロトプラストをビオチンを含むバッファーでインキュベートして、ビオチン化されたdCas9を検出することができたが、ストレプトアビジンによる沈降を確認できなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
植物において特定のプロモーター領域上に結合している転写制御因子の網羅的な解析は未だに確立されておらず、本研究は最近ヒト培養細胞において確立されたCAPTURE法を利用し、植物において解析を行う試みであった。実際にタンパク質を解析する段階までは進めなかったものの、プロトプラスト内で特定のタンパク質にビオチン化を引き起こすことができる技術は、通常のタグ付きタンパク質発現では得られなかった成果を得られる可能性があり、重要な知見が得られた。
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