研究課題/領域番号 |
18K14736
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分44030:植物分子および生理科学関連
|
研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
高木 純平 甲南大学, 理工学部, 特任研究助教 (80740331)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | ペルオキシソーム / オルガネラ / 選別輸送 / シロイヌナズナ / peroxisome / endoplasmic reticulum |
研究成果の概要 |
ペルオキシソームは重要な代謝機能を担うオルガネラである.しかしながら,植物におけるペルオキシソーム膜タンパク質の選別輸送機構については十分な知見がない.本研究では,様々なペルオキシソーム膜タンパク質に着目して,ライブセルイメージング解析を推進した.その結果,ペルオキシソーム前駆体様構造の内腔にペルオキシソーム内腔タンパク質が徐々に蓄積していくことで,成熟したペルオキシソームが形成されることを見出した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ペルオキシソームは環境変化に応じて,分裂,増殖したり,逆に分解を受けたりすることが知られている.植物においてペルオキシソームの分裂機構や分解機構については明らかになっている一方で,ペルオキシソームの成長・新規形成機構についてはほとんど明らかになっていない.本研究によってペルオキシソーム形成機構の一端に迫ることができた.将来的には,本研究の成果を環境変化に応答したペルオキシソームのダイナミクスの解明につなげていきたい.
|