研究課題/領域番号 |
18K14755
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分44050:動物生理化学、生理学および行動学関連
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研究機関 | 大阪大学 (2019-2020) 国立研究開発法人理化学研究所 (2018) |
研究代表者 |
MILLIUS ARTHUR 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任研究員(常勤) (80624858)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | Ribosome profiling / Circadian rhythms / Period2 / Translation / uORF / RNA structure / Sleep / Ribosomal profiling / Regnase / Machine learning / Translational Repression / RNA / uORFs |
研究成果の概要 |
マウスの肝臓で24時間のリボソームプロファイリングを行い、特定の概日遺伝子のRNAおよびタンパク質発現量と比較した。いくつかのmRNAの上流のオープンリーディングフレーム(uORF)が、下流のコーディング領域でのリボソームの結合を抑制することを発見した。さらに、uORFの数と長さに対するその抑制の程度と、個々の細胞での抑制を調べた。主要な概日遺伝子であるPeriod2のuORFを変異させたマウスでは、オス・メス両方で野生型の同腹仔に比べて有意に睡眠が減少した。これはRNA翻訳の概日リズム制御によりマウスの行動を生理的に変化できることを示唆しており、次世代RNA治療薬としての可能性が示唆される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Defects in circadian rhythms are related to health issues, such as obesity and depression, and understanding how translation is regulated is important for developing new treatments. Our results suggest that non-coding RNA structures alter translation, which has physiological consequences on sleep.
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