研究課題/領域番号 |
18K14767
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分45020:進化生物学関連
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研究機関 | 沖縄科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
ブギーニョン トマ 沖縄科学技術大学院大学, 進化ゲノミクスユニット, 准教授 (40817558)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | cockroach / Blattabacterium / symbiosis / endosymbiont / blattabacterium / genome evolution / Endosymbionts / genome reduction / genome |
研究成果の概要 |
私は内部共生細菌におけるゲノム縮退の起因となる要因を識別するために50以上のブラタバクテリウムゲノムについて配列決定ならびにアノテーションを行った。ブラタバクテリウムにおけるゲノム縮小の主要因が突然変異率(の増加)であったことを見出した。遺伝子欠損を駆動するその他の要因としては、選択圧の緩和および代謝機能的に関連した遺伝子群が欠損するドミノ効果が含まれる。集団ボトルネックによる遺伝的浮動については遺伝子欠損と相関がなく、ブラタバクテリウムのゲノム縮小におけるマラーのラチェット役割は有意ではないことが示唆された。ゆえに本研究は昆虫内部共生細菌の縮小ゲノム進化に対する我々の理解を深めるものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
We already published one paper in Genome Biology and Evolution (IF: 3.73). For another paper, we resubmitted a revised version that addressed the comments of the reviewers and is now under reevaluation for publication in Current Biology (IF: 9.19). I expect one last paper to be submitted this year.
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