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変態抑制因子Kr-h1の転写調節機構から紐解く昆虫の変態進化

研究課題

研究課題/領域番号 18K14770
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分45020:進化生物学関連
研究機関国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構

研究代表者

増岡 裕大  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 研究員 (80816950)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード変態 / Br-C / 共発現遺伝子ネットワーク / 蛹化決定因子Br-C / 共発現ネットワーク解析 / 変態抑制因子Kr-h1 / Kr-h1 / 転写調節
研究成果の概要

昆虫が示す特異な発生様式である変態の進化機構は未だ不明である。そこで本研究では変態が生じる完全変態昆虫と生じない不完全変態昆虫において変態制御因子であるKr-h1とBr-Cの作用機序を比較した。Kr-h1によって制御される蛹化決定因子Br-Cの標的遺伝子をチャバネゴキブリ、カイコで比較し、それぞれ特異的な遺伝子を見出した。またその解析過程では大規模な発現データを解析可能な共発現遺伝子ネットワーク構築プログラムを確立した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

特に農業分野において昆虫は利害を伴う重要な生物群である。本研究で見いだされた知見は昆虫の発生経路の理解につながるものであり、その発生経路の解明は昆虫類のコントロール技術を介して持続可能な農業生産につながると期待される。また解析の過程で作成した新規遺伝子ネットワークの構築プログラムは汎用性があり、今後より活発化するであろうデータ駆動型研究にも貢献できると期待している。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 図書 (1件)

  • [図書] ゲノム編集技術を応用した製品開発とその実用化(第4章4節)2021

    • 著者名/発表者名
      増岡裕大, 坪田拓哉, 横井翔, 瀬筒秀樹
    • 総ページ数
      11
    • 出版者
      技術情報協会
    • ISBN
      9784861048272
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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