研究課題/領域番号 |
18K14807
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分45060:応用人類学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
李 相逸 北海道大学, 工学研究院, 助教 (70738880)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 光環境 / 照明 / 反射光 / 壁 / 非視覚的作用 / e-EDI / 瞳孔の対光反射 / 室内光環境 / 照明の色温度 / 壁の配色 / 光の非視覚的作用 / m-EDI / 照度 / ヒト / 瞳孔 / 光 / 室内配色 / メラトニン / 概日リズム |
研究成果の概要 |
本研究では、照明の色温度と壁の配色の組み合わせによる室内光環境の違いがヒトの非視覚的反応に及ぼす影響について明らかにすることを目的とした。同じ照明下でも壁の配色によって室内光環境(照度、各光波長エネルギー量)が大きく変わることを確認した。ヒトの視線方向、照明と壁との位置関係が非視覚的反応に及ぼす影響の違いを数値化(m-EDI)した。また、照明の色温度、壁の配色、光暴露位置に対する瞳孔の対光反射の違いやm-EDIとの相関関係について明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
室内照明がヒトの非視覚的反応に及ぼす影響において、光刺激の特徴(照度、波長構成など)だけでなく、壁の光反射特性も重要なファクターであることが示唆された。ヒトの視線方向、照明の色温度、光暴露位置がヒトの非視覚的反応に与える影響を推定(m-EDI)し、図式化することができた。本研究で得られたデータや知見は、ヒトの生理的健康および視覚的快適性を考慮した室内光環境を設計するための予測モデル(室内光マップ)を開発するに基礎となりうる。また、屋内で長時間滞在する際の照明環境を設計に役立つことが期待される。
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