研究課題/領域番号 |
18K14809
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分45060:応用人類学関連
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研究機関 | 北海道文教大学 |
研究代表者 |
高田 雄一 北海道文教大学, 人間科学部, 教授 (20457732)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | インソール / 足底荷重量 / 足底接地面積 / 扁平足 / バランス能力 / 足部環境 / 立位バランス能力 / 重心動揺 / 立位バランス / 足底感覚閾値 / 若年者 / 筋活動 / 足底感覚刺激 / 高齢者 / 姿勢 |
研究成果の概要 |
本研究では転倒予防に繋がる立位バランス能力に着目し、足部形状が足底荷重量と荷重面積に与える影響について、足部形状を支え足底を刺激するインソールがバランス能力に与える影響について検討した。 扁平足と健常足では足底荷重量が異なり、扁平足は健常足よりも母趾への荷重量が有意に大きく、荷重面積では扁平足は健常足にくらべ、足部内側縦アーチ部で有意に大きいことが明らかとなった。インソールを装着すると足の内側縦アーチを支持し、着地動作を行う課題では、インソール装着時は膝関節外反を制動して膝関節を安定させることを報告した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果から、扁平足と健常足では荷重時に母趾と内側縦アーチ部に有意に高い値を示した。これにより足部形状が異なると荷重する部位に変化が起こり足底感覚閾値にも影響することが考えられる。 インソールを用いることで扁平足の原因となる内側縦アーチを支持し、日常生活動作に関連する着地動作のような足底に荷重する場面では足部以外の関節の動きを安定させることが明らかとなった。足部形状を維持することで足底への荷重量を偏らせることなく、バランスの安定した状態を維持できることが示唆された。
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