研究課題/領域番号 |
18K14810
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分45060:応用人類学関連
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研究機関 | 八戸学院大学 (2020-2022) 立命館大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
有光 琢磨 八戸学院大学, 健康医療学部, 講師 (00616021)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 運動の継続 / エネルギーの枯渇 / 情動 / 疲労感 / グリコーゲン / エネルギー枯渇 / 運動意欲 / エネルギー回復 / 行動変容 / 対人基礎力 / 対自己基礎力 / グリコーゲン回復 / 課題発見力 / モチベーション / 集中力 / 高強度間欠的運動 / 回復法の検証 / MRスペクトル / パフォーマンステスト / MRI / 13C-MRS / 自由エネルギー / DEC / NOE / パフォーマンスの向上 / フィードバック信号 / 疲労 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、運動の継続に対して生理因子やそれに伴う情動(感情)がどのように関連しているかを検証する事であった。エネルギー枯渇を狙った運動を実施し、運動の継続意欲を減少させた実験結果は、足の疲れに見られる身体の疲労感は66.8±2.3%と大きく増大していたにも関わらず、運動継続に対する情動(感情)は25.7±1.0%の負の感情の増大に留まっていた。さらに、回復介入後に実施した疲労困憊運動の継続時間は、コントロール条件で約55.4±16.5、スポーツドリンク条件で約54.8±15.5、オリジナル条件で約53.7±14.4分であり、負の情動の高さと運動継続時間の関係性は小さい可能性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の目的は、運動の継続に対して、生理的因子やそれに伴う情動(感情)がどのように関連しているかを検証することであった。運動を継続する際、身体的痛みや精神的な苦痛を伴う場合がある。そこで、本研究は実験的に疲労感が最大となるような運動を実施し、情動とパフォーマンスの関係を検証した。本研究結果は、疲労感が最大となるような運動においても負の情動の高まりは小さく、連続した最大運動時のパフォーマンスには影響が小さい事、これらの結果より、外因的な状況が、運動の継続に直結することが示された。
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