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記憶形成と固定化においてNMDA受容体依存性LTPがおこる時間枠の探索

研究課題

研究課題/領域番号 18K14818
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分46010:神経科学一般関連
研究機関京都大学

研究代表者

後藤 明弘  京都大学, 医学研究科, 特定助教 (10741332)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードLTP / CALI / 記憶の形成 / cofilin / Cofilin / sLTP / SuperNova
研究成果の概要

NMDA受容体依存性LTPは記憶形成の細胞レベルの現象である。しかしこれまでの技術では記憶形成時にLTPが脳のどの部位に、どの時間枠で誘導されているかを検討することは困難であった。したがって本研究では新たにCALIの技術を開発することで、記憶形成時のLTP誘導の時間枠を検討した。その結果、記憶形成直後に海馬でLTPが誘導されていること、さらにその2時間後以降の睡眠中で再びLTPが誘導されていることを明らかにした。この成果は、記憶形成の細胞レベルのメカニズム解明に大きく寄与すると期待される。

研究成果の学術的意義や社会的意義

LTPは記憶に重要であることが知られているが、記憶形成の過程で実際にいつどこでLTPが誘導されているかはわかっていなかった。したがって、LTPの時間枠を検討できる当研究は記憶研究において画期的なツールとなる。
記憶の形成過程において、記憶がどのように長期的に定着するかは多くの人々の関心事であり、本研究の知見は認知症の予防・治療の基盤に繋がる可能性も秘めており社会に大きく貢献できると期待できる。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 海馬シナプス可塑性の時間枠を同定する新規光学技術2019

    • 著者名/発表者名
      後藤明弘
    • 学会等名
      日本神経科学大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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