研究課題/領域番号 |
18K14827
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分46010:神経科学一般関連
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研究機関 | 生理学研究所 |
研究代表者 |
米田 泰輔 生理学研究所, 基盤神経科学研究領域, 特任助教 (40709218)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 大脳皮質 / マイクロカラム / マウス / 視覚野 / 細胞タイプ / カラム / 機能形成 / 5層 / 6層 / 5層 / 6層 / 発達 |
研究成果の概要 |
これまでに我々は大脳皮質5層の特定の神経細胞が微小なカラム状構造(マイクロカラム)を形成し、マイクロカラムは機能相関を示すことを報告した。しかしながら機能相関の形成機構は不明である。本研究では生後4週齢マウスの一次視覚野において、2光子カルシウムイメージングを行い、マイクロカラムを構成する神経細胞が多様な視覚応答選択性を示すことを見出した。これらの結果はマイクロカラムの機能相関が発達に伴って形成されることを示唆する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生後初期のマウスにおける大脳皮質の特異的な神経回路の形成機構には不明な点が多い。本研究によって一次視覚野における細胞タイプ特異的な機能構造の形成機構の一端が明らかになった。マイクロカラムはマウス大脳皮質の運動野、体性感覚野、視覚野と複数の領野にあり、ヒトにおいても報告されている。本研究結果を基にして、大脳皮質共通の回路形成機構が解明されることが期待される。
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