研究課題/領域番号 |
18K14864
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分47010:薬系化学および創薬科学関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
三代 憲司 金沢大学, 新学術創成研究機構, 助教 (60776079)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 光化学 / シクロプロペノン / 光触媒 / 光物性 / 生理活性 |
研究成果の概要 |
生体分子や機能性材料の化学修飾に有用な新規光反応開発に取り組んだ。 アミノシクロプロペノンとカルボン酸共存下光照射を行うことでカルボン酸にアミノシクロプロペノン由来の官能基が導入されたケトンを迅速に形成する反応の開発に成功した。本成果はJ. Org. Chem. 2018, 83, 13595にて論文発表を行った。また、穏和な条件でシクロプロペノンから高反応性のアルキンを生成するため、可視光応答性触媒を利用する新反応開発に成功した。本反応により従来適用できなかった不安定な基質共存下の反応が可能になった。本成果はOrg. Lett. 2019, 21, 4101にて論文発表を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
光照射により高反応性の活性種を発生させ化学反応を行う光活性化型反応は反応の時間的、空間的制御が可能なことから合成化学だけでなく、生化学、材料化学の分野でも重要であり、新規医薬品開発、新規機能材料開発研究に大きく貢献し得る技術である。現在利用できる光反応の選択肢は化学反応全体の多様性からすると極めて限られており、従来開発されてきたものとは異なる特性をもつ有用な新規光反応開発が望まれている。本研究で達成した二種類の光化学反応は代表者が独自の化合物を用いて新規に開発したものであり、反応化学、生化学、材料化学等幅広い学術分野の発展に貢献すると共に、将来的に医薬品開発等にも貢献し得ると期待できる。
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