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脳梗塞の発症メカニズムをゲノム編集ラットを用いて解明する

研究課題

研究課題/領域番号 18K14917
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分47040:薬理学関連
研究機関信州大学

研究代表者

垣野 明美  信州大学, 学術研究院医学系, 助教 (00534637)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード脳梗塞 / LOX-1
研究成果の概要

本研究では、ゲノム編集技術によりLOX-1遺伝子を欠損させた脳卒中易発症系高血圧自然発症ラット(SHRSP)を用いて、脳梗塞発症・進展におけるLOX-1の機能的役割について検討を行った。ラットの臨床症状およびMRI画像診断による病態解析の結果、LOX-1欠損により脳梗塞発症の遅延が認められた。また、遺伝子発現解析やmicroRNA発現変動解析から、LOX-1欠損ラットは野生型に比べて神経保護作用が増大していることを示す結果を得た。以上よりLOX-1が脳梗塞の発症や病態進行に関与していることが明らかとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

脳梗塞は要介護状態を招く最も予防が重要な疾患である。本研究成果では、病理学的にヒトの脳卒中とよく類似しているSHRSPでLOX-1を欠損させると脳梗塞の発症や病態進行が遅延することを示した。すなわち、LOX-1作用阻害が、脳梗塞の新しい予防・治療法のための標的となる可能性を見出した。

報告書

(1件)
  • 2020 研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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