研究課題/領域番号 |
18K14933
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分47050:環境および天然医薬資源学関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
人羅 勇気 熊本大学, 大学院生命科学研究部附属グローバル天然物科学研究センター, 助教 (00755308)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 細胞周期 / 天然物 / スクリーニング / Fucci / 海洋天然物 / 表現型解析 / 天然資源 |
研究成果の概要 |
抗がん剤の多くは、細胞分裂に関わる分子の機能を阻害することで細胞周期を停止させ、がん細胞の増殖を抑制する。そのため、がん細胞の細胞周期の進行を阻害する化合物は、抗がん剤開発のシーズとしての利用が期待される。本研究では、生細胞の状態で細胞周期を解析することができるFucci技術を天然物探索研究に応用することで、細胞周期を阻害する天然物の網羅探索をおこなった。その結果、2種類の海綿エキスから細胞周期を阻害する新規天然物を複数発見した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細胞周期の進行を阻害する化合物は、がん細胞の増殖を抑制するので、新規抗がん剤シーズとしての利用が期待される。本研究では、Fucci技術を用いて細胞周期を阻害する天然物を網羅的に探索する実験系を構築し、天然物エキスライブラリーをスクリーニングした。本研究の成果として、細胞周期をS期からG2期で停止させる新規化合物ならびに細胞周期を延長させる新規化合物を海綿エキスから見出した。本研究によって天然物創薬を推進する研究基盤を構築することができた。
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