研究課題/領域番号 |
18K14970
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分47060:医療薬学関連
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
渡瀬 大輔 福岡大学, 薬学部, 助教 (00580200)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | プロドラッグ / NASH / NAFLD |
研究成果の概要 |
2R-γ-Tocotrienyl N,N-dimethylglycinate hydrochloride (γ-T3DMG) はγ-トコトリエノールを肝臓へ効率的に送達する水溶性プロドラッグである。γ-T3DMGは、高脂肪食負荷TSODマウス由来肝細胞にTNF-αを負荷して作製したin vitro NASHモデルにおいて、IL-1βのmRNA発現量を有意に減少させ、ヒト肝星細胞株LX-2細胞に脂肪酸を負荷して作製したin vitro NASHモデルにおいて、α-SMA及びTGF-β1のmRNA発現量を有意に減少させた。 以上より、γ-T3DMGはNASHの進展を抑制できる可能性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究室で開発した2R-γ-Tocotrienyl N,N-dimethylglycinate hydrochloride (γ-T3DMG) はγ-トコトリエノールを肝臓へ効率的に送達する水溶性プロドラッグである。本研究ではいくつかのin vitro NASHモデルを用いてγ-T3DMGが優れたNASH進展抑制効果を有することを明らかにした。よって本研究によりγ-T3DMGを新規のNASH治療薬として臨床応用するための基盤を確立した。
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