研究課題/領域番号 |
18K14976
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分47060:医療薬学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
高田 宗典 東北大学, 大学病院, 特任講師 (70746841)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 患者報告型アウトカムデータ / ePRO / CSV / 医師主導型臨床研究 / 患者報告アウトカム / 臨床研究 / コンピュータシステムバリデーション / 医師主導臨床研究 / 電磁的データ収集 |
研究成果の概要 |
システムベンダーとの産学連携の共同研究を通じ、26の医師主導型臨床試験、24の観察研究、14の介入研究、8つの無作為化比較試験、5つのレジストリ研究で、ePROが導入された。疾患領域別では、被験者の主観データが重要となる精神科領域での17研究を筆頭に、乳腺外科(5研究)、血液内科(3研究)、女性外科(2研究)、腫瘍内科、小児科、泌尿器科それぞれ1研究でePROデータを用いて研究が完遂もしくは実装・継続されている。本研究において、CSVやSoftware Development Lyfecycle関連の文書類を整備したことで、医師主導臨床研究でのePROの活用実績の増加につなげることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本国内の研究者主導型臨床研究におけるePRO活用の普及に資するとともに、データ収集方法の効率化にもつながることとなった。また、臨床研究への患者参画の意味や、昨今のCOVID19感染拡大に伴う、Decentralized Clinical Trialの普及についても、本研究におけるePRO開発が果たした社会的意義は大きい。また、臨床研究に留まらず、臨床現場でのePROの活用について新たな課題を見出し、今後、後継のプロジェクトにおいて課題解決を図る予定である。
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