研究課題/領域番号 |
18K15002
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分48010:解剖学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
稲葉 弘哲 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (80791334)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 集団遊走 / 光遺伝学 / 細胞運動 / RhoA / PI3K / 上皮 / RHOA |
研究成果の概要 |
本研究では光遺伝学の高い時空間分解能を生かしてシグナル分子の活性を制御し、上皮細胞の集団遊走の分子機序、特にリーダー細胞の形成機構とリーダー/フォロワー関係の維持機構の解明を目指した。新たな光遺伝学ツールとしてRhoAGAPのスイッチを作製した。リーダー細胞の形成にはPI3Kの活性化と、RhoAの適切な活性制御が重要であることが示唆された。一方で、リーダー/フォロワー関係の維持においてRhoAの高い活性が必要であるかについては明確な結果が得られなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細胞の集団遊走は器官形成、創傷治癒、癌の浸潤転移など様々な生命現象において重要な現象である。これまでの研究手法では細胞集団の中の個別の細胞の機能を操作することは困難であった。本研究では光遺伝学を用いることでこの課題の解決を目指した。光照射の時空間的な制御によって個別の細胞の機能を操作するだけではなく、シグナルの活性化について時間的な制御も可能となった。また、本研究で作製した光遺伝学ツールは他の細胞生物学研究にも応用可能である。
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