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再酸素化に即時応答する翻訳制御モデルの解明とその生理学的意義

研究課題

研究課題/領域番号 18K15014
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分48020:生理学関連
研究機関北里大学

研究代表者

佐々木 隼人  北里大学, 獣医学部, 助教 (20768048)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード虚血再灌流 / 再酸素化 / 心筋細胞 / 心臓 / コンディショニング
研究成果の概要

申請者は虚血再灌流後の心臓および再酸素化後の心筋芽細胞株においてタンパク発現が劇的に増大している新規遺伝子を見出していた。本研究ではマウスの各種臓器に虚血再灌流処置を施し、本現象が心臓特異的であることを明らかにした。標的遺伝子のノックアウトマウスを作出して虚血再灌流実験を行い、その生理学的意義を検証したところ、標的タンパクは心機能の低下(不整脈等)を抑制して、虚血再灌流時の心臓を保護していることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

再灌流障害は出血やショック、虚血性心疾患、心血管の外科的手術、臓器移植などで認められる、臨床上、重大な合併症である。再酸素化により細胞障害が誘起される一方、障害に対する保護作用も同時に亢進している。この保護作用はコンディショニングという現象で実証され、様々な作用機序が提唱されている。現在までに、それら保護作用を間欠的虚血処置や薬剤などで活性化して再灌流障害の予防や治療に臨床応用する研究が盛んに行われている。本研究成果はそれら保護作用の一つを説明するものであり、コンディショニング研究の一助となる。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 虚血再灌流後の心筋細胞で発現が増大する新規タンパクの機能解析2019

    • 著者名/発表者名
      佐々木隼人, 安田 純平, 小山貴弘, 高橋悠記, 高橋英機, 岡田宗善, 山脇英之, 佐々木宣哉
    • 学会等名
      第66回日本実験動物学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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