研究課題/領域番号 |
18K15052
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分48040:医化学関連
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
和田 英治 東京医科大学, 医学部, 講師 (60756948)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 核膜病 / 骨格筋線維タイプ / ミトコンドリア / メカニカルストレス / DNAダメージ / 核 / NQO1 |
研究成果の概要 |
核膜関連タンパク質の異常で起こる核膜病の発見端緒ともなったエメリー・ドレイフス型筋ジストロフィー(EDMD)は小児期に発症する筋疾患であり、筋ジストロフィー症状のほかに、関節拘縮や心伝導障害を伴う心筋症を主徴とする難病であり、エメリン遺伝子をはじめA型ラミン遺伝子の異常などが報告されている。エメリン欠損マウスとA型ラミンH222P変異導入マウスの2重変異(EH)マウスを作製したことがブレークスルーとなり、ミトコンドリアの機能異常(NQO1の発現低下)が骨格筋障害に寄与していると示唆した。本研究では、NQO1の発現増加が期待できる候補治療薬をEHマウスに投与し、骨格筋に対する治療効果を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
筋ジストフィーは骨格筋の 壊死 ・再生を主病変とする遺伝性筋疾患の総称であり、その中でエメリー・ドレイフス型筋ジストロフィー(EDMD)は核膜関連タンパク質の遺伝子異常で起こる希少筋疾患である。これまで骨格筋の病態メカニズムが不明であったこともあり、有効な治療法は確立されていない。我々はEDMDの骨格筋病態を良く再現するモデルマウスを有しており、本研究ではEDMDにおける骨格筋病態メカニズムの解明とミトコンドリアの機能回復をターゲットにした候補治療薬の探索を行った。
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