研究課題/領域番号 |
18K15077
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分49020:人体病理学関連
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
小林 実喜子 信州大学, 学術研究院医学系, 准教授 (20736491)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 血管炎 / 内皮傷害 / 自然免疫 / 内皮細胞 / NKG2D / 自然免疫性リンパ球 |
研究成果の概要 |
血管炎病態形成に関与していると考えられる自然免疫性リンパ球による血管内皮細胞傷害において、自然免疫系リンパ球がどのようにtarget(血管内皮細胞)を認識しているのかを自然免疫性リンパ球と血管内皮細胞の共培養実験から明らかにすることを目的とした。 NK細胞株KHYG-1 (Effector) と血管内皮細胞 (Target) を共培養させたところ、Effector/Target ratio 依存性に血管内皮細胞が培養皿から剥離するように観察された。しかしながら、target認識機構の一つとして候補であった受容体NKG2Dが関連しているということを推測できる結果は得られなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
血管炎・血管内皮細胞傷害は、敗血症などの致死性病態やCOVID-19などの重篤感染症における病態形成に関与していることから、このメカニズムの解明と血管内皮傷害を抑制することは治療法の開発につながることが期待される。本研究ではそのメカニズムについて自然免疫性リンパ球の受容体を介した内皮細胞傷害の関与を明らかにすることを目的としたが、受容体の候補の一つであったNKG2Dの関与は明らかにできなかった。
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