研究成果の概要 |
大腸腫瘍におけるゲノム, エピゲノム変化を解析し, 体細胞コピー数変化 (somatic copynumber alteration, SCNA)との関連について検討した.大腸腺腫, 粘膜内癌, 固有筋層浸潤癌について腺管分離法により腫瘍腺管を採取しそのSCNA解析結果について階層的クラスター解析を行った.CNAの頻度から3つのsubgroupに分類された. subgroup1 (SB1)は多くのCNAに特徴付けられSB3では CNAは少なく, SB2は中間的であった. CNA異常領域ではSB1は2,3に比してSB2は3に比してgain, overallで有意に長かった.
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