• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

真菌感染症におけるヒトC型レクチン受容体の役割の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K15193
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分49070:免疫学関連
研究機関九州大学 (2019-2023)
独立行政法人国立病院機構福岡東医療センター(臨床研究部) (2018)

研究代表者

米川 晶子  九州大学, 大学病院, 助教 (30792915)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード抗真菌免疫 / 真菌免疫 / 真菌症 / C型レクチン受容体 / 真菌感染症
研究成果の概要

ヒト末梢血由来の単核細胞におけるDectin-2の応答を評価し、マウスDectin-2の機能との類似性が示唆された。新たな遺伝子変異に関する報告からも、ヒトDectin-2はカンジダ症の感染防御において重要な役割を担う可能性が考えた。さらに、ムーコル症に着目し、自施設症例について後方視的に臨床的特徴を検討した。高度の免疫不全因子の存在下で肺型の発症例が多く、予後は極めて不良であった。当該症例の臨床分離株を用いて、ムーコルと相互作用する宿主受容体を分析した。引き続きムーコルの機能的受容体の探索を行う。

研究成果の学術的意義や社会的意義

医療の高度化を背景として免疫抑制因子の存在下にある宿主は増加傾向である一方、免疫不全患者における侵襲性真菌症は依然として予後不良疾患で、診療戦略の発展が望まれる。ヒトDectin-2は、深在性カンジダ症をはじめとした真菌症において、臨床応用が期待される合理的な標的となる可能性がある。また、特に難治で致死率の高いムーコル症においても、宿主受容体を介した抗真菌免疫応答を解明することは、新規治療介入の開発の基礎につながる可能性がある。

報告書

(7件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi