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データベースを活用したがん体細胞バリアントの大規模機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 18K15305
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

谷本 幸介  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助教 (60611613)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードスプライシング / がん体細胞バリアント / TCGA / データベース / がん体細胞変異 / スプライシング制御
研究成果の概要

公共データベースThe Cancer Genome Atlasの32のがん種にわたる9,635症例の体細胞バリアントとRNA-seqデータを用いて、Exonic Splicing Enhancer(ESE)の機能を阻害する体細胞バリアント(ESE-disrupting variants)を網羅的に特定することを試みた。その結果、646のESE-disrupting variantsが特定された。既存のツールでは病原性が高くないと推測されるバリアントであっても、ESE機能を阻害することでエクソンスキップを引き起こし、タンパク質機能に大きな影響を与える可能性があることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ゲノム医療においてVariants of Uncertain Significanceと呼ばれる意義不明バリアントの存在が課題の一つであるが、本研究はスプライシング制御という観点から体細胞バリアントの意義を明らかにすることができたため、ゲノム医療推進の一助になると期待される。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Massive computational identification of somatic variants in exonic splicing enhancers using The Cancer Genome Atlas2019

    • 著者名/発表者名
      Tanimoto Kousuke、Muramatsu Tomoki、Inazawa Johji
    • 雑誌名

      Cancer Medicine

      巻: 8 号: 17 ページ: 7372-7384

    • DOI

      10.1002/cam4.2619

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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