研究成果の概要 |
膵癌診断時における組織に含まれるmiRNAを2555分子の網羅的に解析することにより、すい臓がんの進行度、転移と関連するmiRNAを同定した。Stage II, III とStage IVは有意な差をもってmiR-3180とmiR-4687-3pがStage IVで増強した。肝臓転移ある(n=23),なし(n=18)で比較したところ、肝臓転移で増強していたのは、miR-4687-3p, miR-3940。miR-192、miR-200bは減弱。肺転移(7例)は肺転移なし(18例)と比較し、miR-4687-3p, miR- 4442は増強しmiR-1246, miR-451 は減少していた。
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